ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、わたしは、
砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、あなたは、
すべての道において、わたしとともに歩み、わたしと語り合って
くださると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、ひとりのあしあと
しかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、あなたが、なぜ、わたしを
捨てられたのか、わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。わたしは、あなたを愛している。あなたを
決して捨てたりはしない。ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとがひとつだったとき、わたしはあなたを背負って歩いていた。」
ぼくはクリスチャンです。
主ってのはイエス様のことです。たまに芯があるねって言われることがありますが
いつも守られていると思っているので、強く見えるのではないかと思います。
本当はだいぶ弱っちーんですけどね。
《2023年1月8日》
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